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荒川を走る‼︎ロードバイク日記。ARCCレーシングのチームメンバーも募集中‼︎興味ある方はコメントもしくはmixiコミュニティまで。A.R.C.C. (荒川サイクリングロード部) http://mixi.jp/view_community.pl?id=6161447

第67回秩父宮杯埼玉県自転車道路競争大会

9月8日、秩父宮杯に参戦。

今年で5回目くらいかな?初級優勝、昨年は中級クラスにも優勝し今年はついに一般上級クラスにエントリー。登らないARCCレーシングチームなのに上級クラスにyamamotoくん、shimaちゃん、hiraぽんの4名で参戦するとは思いませんでした(笑)。台風直撃が遅れ当日は快晴、ドライコンディションでの開催。絶好のレース日和です。

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色々と思うところあってブログも休止していましたが、5月のツールド宮古島から少し休んでモチベーション回復。その頃から秋のレースに向けて練習再開と体重調整を開始。夏場の練習量も増やした結果、ピークからマイナス6kgまで落として、少しは登れるようになったのか?!今回は4回も登るのでどこまで対応出来るか分かりませんが優勝以外はナッシングの心持ちで頑張ります。

日曜当日、朝4時起床、5時にshimaちゃんをピックアップし出発。7時過ぎにミューズパーク駐車場着、今回はノ―アップでスタート場所の秩父駅まで。

9:20開会式。いろいろ長いし日差しが暑い。極力日陰で涼みながらパレードスタートを待ちます。

10時、秩父駅前からパレードスタート。最前列をキープしていますが登り部分が皆さん早いのでパレードからキツいなぁ~って感じ。ゆっくり走ってもらうようにお願いしてやっとレースコースin。エリート、高校生上級と間隔を空けてリアルスタートになりました。

スタートしてすぐに1本目の登り。思ったより早いけどまだまだ大丈夫な範囲でクリア。2:38(ストラバ)。下りは先頭で下って快適に。平坦部分は特に展開なし。登りでバラけて平坦で合流しての繰り返しだったか(後ろ見てないけど)。登り2本目2:37。強度変わらず。下り中段で落車あり。チームメンバーの近くだったらしいが大丈夫だったよう。登り3本目2:39。強度は変わりないが、集団全体にはキツそうなペースだった。この周回でだいぶと人数が減った模様。昨年チャンプの井上レーシング井上さんが登りは積極的でペースを作っている感じ。

今回はある意味登りの練習レース。優勝狙い1本で着を狙う走りはしないつもりだったが、やはり上級クラス、楽な展開にならないのがこの段階で判りました。勝つためには井上さんマークしかないのですが、ガチンコスプリントはしたくないので、色々と最終ラップの展開を考える。

最終回登り。想定通りペースが上がるがまだ着いていける範囲。でも余裕は無いのでオールアウトしない程度の先頭から2秒遅れくらいで登頂、2:28。前7人くらい。下りを攻めて下り終わりまでに合流。後ろからも付いてきて最終10名くらいか?登り返しはまとまって。最後の下りと直線、残り1km。集団に井上レーシングが2-3名いたかな?このまま小集団スプリントをしてもチーム戦をやられたら勝てないなぁ~と考えて、残り800mくらい、一発勝負のアーリーアタックを仕掛けてみた。後ろけん制でもあれば面白かったんだが、そうは上手く行かず最終コーナー回って残り300mでまくられる。タラレバだが最後スプリントしても勝てなかっただろう。最後残った皆さんが強かったですね。

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■リザルト10位 56:17 av230W NP292W av39.1km/h  ※リアルスタートからの値

レース終わって個人的に反省会。出来た事、出来なかった事、次へのステップなど考える。

やっと秋のレースシーズンスタート。これから今シーズンのメインレース、ジャパンカップツールド沖縄まで駆け抜けて行きます(^ ^)

第4回 茂庭っ湖ライン タイムトライアルレース

4月28日、GW10連休の2日目、今年も茂庭っ湖ラインタイムトライアルレースに参戦してきました。

東京から約300kmのロングドライブ。今年はyamamotoくんピックアップしてもらい、ヒラぽんと3人での遠征。少しの渋滞はあったが9:30過ぎに会場着。shigeta兄さん、todaさんと合流。今年はチーム5人でのエントリーです。事前情報はあったが昨年以上の暴風日、ハイト90mmのフロントではまっすぐ走るのも難しいのでtodaちゃんにロバール50mmを借りてまずは試走。これなら大丈夫そう。少し肌寒いので長袖ワンピースを着てローラーでアップしたらすぐに11:00のスタート時間。

年代別は7名エントリーの2走目。1走目アンディーさんの30秒後、実力差は大きいがなんとか目安にして付いていく気持ちでスタート。

入りは登りの向かい風。昨年は入りで足パンになったので落ち着いて抑えめに突っ込んでいく。今年は5月末の宮古島に照準を合わせているからパフォーマンス的には低いし、ちょいと疲労気味。AV300Wくらいで走れれば御の字なので、出来るだけエアロポジションをキープしてタイムが縮められるように心がける。

往路8:27秒、307W、39.4km/hくらい。昨年より1秒マイナスでまずまずの入り。

復路は追い風。55T×11Tのアウタートップで回し切る。そんなに疲労感はなかったが、下り、追い風基調でうまくペースを上げ切れないまま最後は一応出し切ってフィニッシュ。

復路6:55秒、296W、49.6km/hくらい。昨年より4秒マイナス。

■リザルト

年代別2位 15:22秒、302W(トップ差1秒)昨年より5秒マイナス。

昨年より5秒、一昨年より7秒遅れた。もう少し出し切る心持ちが必要か。

そして1時間ほど間を空けてチームTT へ。

shigeta、toda、yamamoto、hirakata、momozoの5名エントリー。

昨年は序盤でチーム崩壊してしまったので、今年は全員で完走が目標。

12:40、チームTTスタート。

ヒラぽんからスタート、そのままtodaさんにスイッチしペースを安定させる。昨年はトンネル手前で千切れてしまったのでみんなが回せるペースでローテーション。抑えめながら良いペースで折り返し。前半8:03秒。折り返しでライバルチームの「じょんのびたいむ」さんとのタイム差が開いてそうだったのでこのままのペース維持で走る。後半戦、折り返してすぐにyamamotoくんがチェーン落ち、エースがいなくなったがまだチーム4人残っているのでペースが落ちないように声がけしてペースを維持して走る。ヒラぽん、shigeta兄さん、todaさんともまだ元気そうなのでこのまま行けば大丈夫だろう。後半、todaさんが最後の引きを見せてベイルアウト。最後は引ききってヒラぽんとフィニッシュ。後半7:00くらい。

■リザルト

チームTT優勝 15:05秒 昨年から1秒マイナス。

去年は2人だったがやはり人数の多さは偉大。今年はチーム一丸で走れました。

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このままシーズン序盤のヤマ場、ツールド宮古島まで頑張ります(^ ^)

JCRC早春特別戦in下総運動公園

3月17日。

JCRC早春特別戦in下総運動公園に参戦。

今回ARCCからはshigeta兄さんと二人だけ。兄さんは年代別なので久しぶりに別々で入賞を目指す。兄さんのレースが10:15からなので9時過ぎに会場入り。アップしているのを見つつブラブラと。兄さんのレースが定刻通りスタート、10周回。序盤からすべて先頭固定で大丈夫かと思いながら応援してたけど最後は得意の上りスプリントで先着してくれた。久々の優勝ですね、おめでとう(^ ^)

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上級クラスは11:45から。参加者は5名。人数は少ないが別の意味で濃いレースになりそうな予感。周回数こそ年代別と同じ10周回だが毎周回スプリントのポイント制。下総のコースとスプリントは苦手ではないが毎周回もがけるかどうか、まぁ練習と思ってもがきたい。

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1周目、ポイント制なので当たり前だが少し牽制気味。野球場超えた辺りからアーリースプリントでまずは先着。幸先いいがすでに脚パン気味、この先が不安になる。2周目は差し切れず2着。下総のコースは1周1.5kmほどだから2分おきくらいにスプリントしなくちゃならない。ほぼ全員参加で毎周回スプリント合戦だからいい加減足がパンパンになってきた。ツライ。。

3〜5周回は3着、さすがに嫌になってきた。6周目2位、7周目3位、着には絡んでいるけどもうひと踏ん張り差し切れない。8周目でついに着外、早めに諦めて9周目に向けて足をためる。9周目は早めに抜けて余裕ちゃんで緩めたら最後差し切られてダメなやつ。

気持ちを切り替えて最終ラップはポイント2倍。何事も最後は重要。思い切って野球場抜けた辺りから得意のアーリースプリントで最後は先着でフィニッシュ。終わり大事なので今日は満足です。久しぶりに脚パンになって良いトレーニングになりました。

<リザルト>

・上級第2位 26:09 208W/NP336W/Max1255W 82rpm 161/174bpm 34.7km/h

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川島町役場前クリテリウム大会

2月17日。

埼玉車連主催のクリテリウム大会第3戦。

今回ARCCからはyamamoto、dai、shigeta、toda、momozoの5名出走。

前回の第二戦から長女の受験や積雪の影響もあり外練はほぼ出来ずローラー中心の活動。前日土曜のサガン練が実走3週間ぶり。みんなレース前を考慮して適度な強度の練習会になったが、ワットは出るものの自転車の進みはやはり悪い。バイクの進ませ方を思い出しながらの練習会となる。

日曜日、レース当日。今回は川島町役場前のコース。昨年のコースレイアウトを一部変更して田んぼ道を4ヶ所曲がる四角形のシンプルなレイアウト。でも今日はけっこうな強風のため、S/Fと第一コーナー曲がったところまでが強烈な向かい風、横風になり前回や昨年同様に中切れ即終了になりそうな予想。今回もメンバーと序盤から必ず前方にいるように打ち合わせしておく。

上級クラスは22名出走、9:16分にレーススタート。1コーナー分はローリングスタート。解除前に前方へ上がっておく。ほぼメンバーは前方の見える位置にいてひと一安心。

リアルスタートでdai、toda、shigeta、momozoの並び。チームメンバーがいると位置どりも楽にキープ出来るのでそのまま安全に1周回終了。2周目でyamamotoくんの一人逃げ、ブリッジする選手がいないのを確認して集団を抑える。でもまったりとしたペースで進むと集団は崩れないのでコーナー毎ではインターバルがかかるように積極的に前方を走る。3周回、yamamotoくんが逃げてその間に集団も10名程度にリストラ出来た。これで走りやすい。その後もyamamotoくん、daiちゃんが積極的に逃げを作ってたので今日は集団内でゆっくりさせてもらった。最終回、加藤選手が逃げて追う展開、それはキャッチしたが第三コーナー曲がって優勝した鈴木選手が単独逃げに入りそのまま追いつけないまま逃げ切り、小集団のスプリントも差し切れず3着でフィニッシュ。

全体的に調子は良かったがまだペースが上がったスプリント展開の強度までは上げ切れるパフォーマンスではなかった。今回もチームメンバーがうまく立ち回わってくれたので、ほんとは最後の仕上げが出来ることが理想。また春に向けてぼちぼちパフォーマンスを上げていかなきゃな。

<リザルト>

・上級第3位 35:58 303W/NP322W/Max1148W 86rpm 169/185bpm 37.3km/h

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川島町小見野クリテリウム大会

2019年初投稿。

あけましておめでとうございます。

ツールドおきなわ以来ぼちぼちと生きています。お姉ちゃんが今年中学受験をひかえ土日の塾通いとか毎日頑張っていますのでお父さんは家族優先で色々と自粛気味。自転車活動は土日のチーム練習会と平日のたまにローラー活動のみでなんとか体重増加を止めつつ体調管理はやってます。あとGYMにフリーウェイトの機材がやっと導入されたので面白くて週2でジム行ければ行くみたいな感じです。まぁもう少し暖かくなるまで極端なパフォーマンスダウンをしない程度にぼちぼちとやっていきますので今年もよろしくお願い申し上げます。

1月13日。

埼玉車連主催のクリテリウム大会第2戦。

ARCCからはyamamoto、dai、shigeta、toda、shima、momozo、また練習仲間のカラーズyamaさんの7名出走。

12月に幸手で第1戦目。ポイント制のレースでしたがコンディションの悪さもあり何もせずに完走だけ、消極的な走りで終了。チームメンバーが頑張ってくれたから良かったが自分自身は後々フラストレーションが溜まりまくり。やはりちゃんとした体調でレースに望まないと得るものは何もないので今回の第2戦は積極的な走りをすることが最低限の目標です。

今回は川島町のコース。

田んぼロードを6ヶ所曲がるタイトなコースレイアウト。序盤、前にいないと確実に中切れ一瞬で終わるなぁーと思いレース前チームメンバーに話して最初から上がってくるように伝える。アップして早めに召集場所に行ったつもりがみんな考えることは同じか?もうすでに20人くらいは並んでいたかな、後方からのスタートになる。

26名出走、9:16分、定刻にレーススタート。

1コーナー分のローリングスタートあり。道幅狭いわりに密着度は低いから早めに前方へ移動できる。リアルスタートでyamamotoくんと先頭になったので最初のコーナーから立ち上がりを加速し後方にインターバルをかけて行く。そんなことを数回、前方にいる選手と協調してたら2周目くらいで10名くらいまでリストラされここからが本番戦。途中、yamamotoくんやら、daiちゃん、香野選手やら、逃げたいメンバーが2-3名、繰り返しアタック、逃げを形成し後ろ集団との追っかけあい。中盤で4名逃げになった時はいつブリッジかけようか、タイミングを見計らっていたが逃げもうまくローテーションが回らなかったみたいで2周ほどで再度吸収。

残り2周、最後は8名のスプリント勝負になりそうな雰囲気、このタイミング少し集団のペースが緩む。

ここが本日の勝負どころ、本気アタックして逃げモードへ。集団も少しお見合いしたので単独逃げになって行けるところまで頑張る。逃げ切れればラッキー、もし逃げきれなくても集団待機のyamamotoくん、daiちゃんで最後勝負出来るからチームとしては頑張りどころだが1周逃げてラスト周回で捕まる。残念。。気持ちを切り替えてあとはスプリント勝負。

最終コーナー回って少し緩んだところで4番手までポジションを上げたところで前がスプリント開始。ラストの単独逃げで足を使ってたからキレないスプリントで何とか3位に滑り込んでフィニッシュ。

2位にyamamotoくん、惜しくも最後差し合いに負けて残念。前半結構動いてたからみんなスプリントにキレなかったね。今後の課題。

今年初戦でチームでの立ち回りもうまく走れてまずまずのレース内容でした。

まだ春のロードシーズンまでは長い。

ぼちぼちをコンディションを上げていこう。

<リザルト>

・上級第3位 37:34 283W/NP314W/Max1173W 78rpm 168/182bpm 37.7km/h

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第30回記念「ツール・ド・おきなわ2018」市民レース50kmフォーティー

2018年11月11日。
5連覇がかかった沖縄に戻ってきた。
今年もチャンピンゼッケン3001番を付けて市民レース50kmフォーティーを走る。

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例年通り土曜日に沖縄入りし受付を済ませてからホテル近くの試走コースへ移動。
今回、チームメンバー多くが近くのホテルに滞在しているため、今年から50kmフィフティーを走る重田兄さん始めメンバーたちと軽めに1時間ほど試走、恒例のゲン担ぎスポットで記念写真を撮る。

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市民レース50キロは2年前からチャレンジレースが新設されエントリー人数こそ少なくなったが、全国からスプリント自慢が集まってくるのは変わらない。
年々レースレベルが上がっているのはもちろん、最後ゴールラインまでの残り5キロはペースが上がり過密な大集団がカオス状態のなか、毎年いくつかの落車が発生するため残り200mのスプリントポイントまでどう生き残るかが重要になってくる。
昨年はうまく立ち回り完璧な位置取りでスプリント発射出来て何とか勝ち切ったが、やはり昨年2位のチェン選手のスプリントパワーは圧倒的でトップスピードは彼の方が明らかに早い。
それでもパワー値だけで順位は決まらないのがロードレース。ツールドおきなわに向けて自分の強みを活かせる様に今年も肉体改造を実施。
一昨年オフシーズンに筋トレで増やした体重を3キロほど絞り、スプリントに、また走りにキレを出せるように沖縄に向けて仕上げてきた。
その甲斐もあって、秋のレースでは秩父宮杯に勝ち、日産フェス3位ジャパンカップチャレンジ2位と安定したレース結果が残せたので自信を持ってツールドおきなわまでの残り1ヶ月を十分な調整に充てられた。毎年毎年、沖縄用調整メニューを少しずつアジャストして今年の目標、課題に合わせてやっているから、それがどう結果につながるか?やはり不安ではあるが毎年それなりに結果が付いてきているので自分の勘所は間違ってはいないのだろう。
2018年ツールドおきなわの目標は前年チャンピオンらしい走りをし、どんな展開、どんなスプリントになっても確実に1番でゴールラインに戻って来る事を目標に沖縄へ戻ってきた。

今年はどんな展開になるだろう?
11月10日、土曜日の早朝便で沖縄入りしたので寝不足気味、レース前夜も23時くらいまで中々寝付けなかったがレース当日4時の起床までは深い眠りが出来たので少し安心。
普段通りの軽食を食べ、ホテルを5時頃に出発し5:20には会場着。同じ50キロ組みの重田兄さん、山本くんと待ち合わせして名護漁港内で軽くアップ。

f:id:momozos:20181111063647j:plainお互いに健闘を祈りつつ気合いを注入して6:30には集合場所へ行く。

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今年も1番危険な人、昨年2位のチェン選手。元オリンピックロードレースの台湾代表。ガチスプリントの勝負はしちゃダメな選手だ。上位常連の鷹組安藤選手の姿も確認。

あとライバル達をあげていけばキリがないが、オリンピアンに引けを取らないデカさの谷口選手、宇野選手、あと確実にスプリント勝負に絡んでくるSPADE ACE岡野選手。
まだ知らない選手も多く彼らだけを意識したら足元をすくわれるので、毎年起こる逃げ展開を注意し、潰しながら国道58号線に戻ってくるまではまず安全に展開したい。
特に旧ジャスコ坂を越えた残り5キロからは過去2年連続で落車に巻き込まれて足止めを食らっているので、足を削ってでも前方をキープしなきゃならない。
そして最後のスプリント勝負は、、、今年は負けない秘策あり。絶対に負けるつもりはないので、ガチンコ勝負を望むところの心持ちで。とりあえず気持ちを強く持って勝負に望む。

f:id:momozos:20181114193901j:plainphoto:Makoto AYANO

今日の気温は26度くらいまで上がるらしい。念のため2ボトルを準備してスタート時間を待つ。
7:06、定刻通りレーススタート。
例年通り、落ちついた立ち上がり。さっそくチェン選手を含む数名ほどが逃げているがこれはアップ程度だろうと容認する。適度な距離を保ちながらローテーションに入り数キロ程度で吸収。その後、前方キープで走っていたがなかなかローテーションは回らなくなり、集団ペースは上がらないまま。今年のペースは遅くなぜか違和感を感じる。自然と先頭に位置取ることが多く異様にローテーションも回らない。もしかしてチャンプを意識して頂いてるのかしら?などと自意識過剰気味なので有り難く前で展開させていただく。

その間、エイル宮崎の泊選手を中心に散発的に逃げが発生するので集団コントロールし対応しないと行けないし、そこそこ忙しい時間が多い。そんなところでQUAKE NETWORK熊谷選手が本部大橋付近までほぼ1本引きして集団を引っ張って頂いたので本当に助かった。
前半戦はそんな展開で特に集団ペースも上がらず、ここまでは大きな落車音も聞かず。
中盤、本部大橋を下って美ら海水族館へ。

登り区間、本部のスプリント前では当然ペースが上がる。今年はジャパンカップに向けて体重を絞っていたからどんなにペースが上がっても3分くらいまでの登りならまず遅れる事はない。マイペースで登って前方付近でクリアしたところでteam fun cycle本田選手のSP賞を確認。とりあえず「おめでとう」と言っておく。
今帰仁村に入ってからも泊選手が積極的にアタックを仕掛る。たまに数名がブリッジしそれを集団が追いかける展開が繰り返し行われるが、落ち着いて対応する。
ここまで比較的スムーズに距離を消化していったが、例年との違いは、ほぼ先頭付近で足を使わされている事。落車の危険性は少ないので有難いが、ここまでの出力をサイコンで確認すると例年より明らかに高いアベレージ。

それでも今年6月に行われたツールド宮古島では序盤からウチのARCC山本選手が逃げて、終盤まで集団をコントロールした経験値があったので、それなりの走り方でダメージを最小限に抑えて走る。
今帰仁の登り、スプリントポイントも先頭付近で登り切って残り10km、海岸線を走り国道58号へ入る。
後半戦、ここからはカオスな危険地帯。

例年集団がペースアップする場面だが35km/h程度で速度が上がらない。

この場面で1名、キレの良い逃げが発生、どんどん差が広がりすぐ10秒以上に広がる。

序盤から積極的に逃げていた選手で足がありそうな走り。さらに先にスタートした年代組の集団も交わり逃げを見失う恐れが出てきたので、仕方がないので単走でも追う意思を見せるがごとくペースを上げる。

その動きでやっと集団も活性化し、ジャスコ坂で逃げを吸収、それをキッカケに45km/hまで集団のペースが一気に上がる。これでやっとひと安心、このスピード域なら少々の逃げは発生する事もなく後はスプリント勝負に持ち込むだけの展開になった。想定通り。
ここからは先頭付近をキープしたい、というか実際はほぼ先頭固定に位置取り、意地でも先頭を譲らない走りをする。もちろん足を削りながら走ることになるしライバル選手に1番いい番手を渡す事になるが、それも想定内で勝てる練習をしてきたからと自分に言い聞かせる。なるしまフレンド永井選手と先頭並走して目が合って、なぜか苦しいはずが楽しくなっていた。
宮里交差点のカーブを先頭で通過。横から谷口選手が上がって来て先頭交代。アーリースプリントでもしてくれないか?と持ちかけてみたが、もちろんダメだった。。残念。
カーブを曲がり終わって残り500mの直線。
再び先頭で走り、周りの展開に合わせるべく感覚を研ぎ澄ます。

今年はどんな展開、パターンになっても勝ちきれる練習をしてきたから、この位置取りで全く問題ない。周りの状況に注意しつつスプリントタイミングをうかがう。


残り300mで大柄な選手がアーリースプリント。すぐさま反応して番手について引き上げてもらう。


残り200m、周囲の気配を確認しつつスプリント開始。


残り100m、後ろを確認、左後方にチェン選手がいるが捲られる距離ではない。この時点でほぼ優勝を確信し4年間出来なかったガッツポーズでゴールラインを切った。

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photo:Shingo FUJIMAKI
5連覇達成。 
今年も最後は大集団のスプリント勝負。やはり今年もチェン選手と最後は競り合ったが、今回は序盤からの展開含めて少しはチャンピオンらしい走りが出来たんじゃないかな。

f:id:momozos:20181114194134j:plain走り終わったライバル達と健闘をたたえ合う。

f:id:momozos:20181114194304j:plainレース終わってARCCメンバーと一枚。

今年はARCCメンバー7名で各年代、カテゴリーのレースに参加。みんな大きな怪我なくレースを終えてまずは一安心。
ひとまず今年もツールドおきなわでシーズン終了です。

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毎年沖縄が終わる度に「来年はどうしようかな?」と考えていたが、今年もレース会場で年に1回しか会わない自転車好きな人たちに会い、また知り合いもどんどん増えて、来年もまたこの場所に戻って来たいと思えるようになっていた。
その為にはライバルたちと戦える体に仕上げてくるのが来年も絶対条件だと思うので、また一年頑張っていこうと思う。
今シーズンも一緒に練習してくれたサガンメンバー、ARCCメンバー、カラーズの皆さん、本当にいつもありがとうございました。
まだまだ頑張りますので、引き続き来シーズンもよろしくお願いします。

第66回秩父宮杯埼玉県自転車道路競争大会

9月9日、秩父宮杯に参戦。

例年は9月後半に開催され雨が多い大会でしたが今年から日程も前倒しになり久しぶりにドライコンディションでの開催となりました。

今年も未登録者なので一般中級にエントリー。昨年は最後に力負けし悔しい2位(泣)、今年こそは雪辱をはらして次のステップに行きたい心持ち。しかし7、8月は酷暑で稀に見るパフォーマンスダウンでしたが、その間きちんと室内ローラーでベース強化のメニューに取り組んだ甲斐もあり調子は予定通り上向きに。前日のサガン練でも心肺的には余裕あり、いくらでも強度を上げられそうな感覚は久しぶりでした。

日曜当日、朝4時起床、5時に大ちゃんをピックアップし出発。6:30過ぎに駐車場着、予定通りローラーのアップメニューで30分、受付を行い着替え準備してコース試走へ。

ここまでは予定通りの行動パターンでしたが、実は当日朝にレース用のボーラ35がスローパンク。半日くらいは持ちそうな予想だったので、そのまま履き替えず秩父へ来てししまう。コース試走前に10barほど入れ直してコースイン。1周して当日のコース感覚を掴んでおく。まだこの時は9.5barくらいは入ってた感じ。

8:45開会式。

ARCCからは一般上級、中級、初級、マスターズとてんこ盛り。みな各カテゴリーの入賞を目指す。

スタート前に後輪チェック。9barくらいな感覚。予定より減り方が早いか。。すでにスタート地点に入っているので動けるはずもなく気持ちを切り替えてレースに集中する。

9時レース開始。特に今年はパレード的な部分はなくリアルスタート。いつも通り前目をキープしていたら和銅大橋手前で初級カテゴリーと混走になる。後で聞いたのだが例年1分差のスタートは今年は無く同時スタートだったらしい。この時点で160名くらいに膨れ上がり若干カオスな状態に。まぁ沖縄よりは少ない人数なので気にせず先頭付近をキープする。

1本目の登り。先頭で入ると近くには初級カテゴリーエントリーの大ちゃんがいる。一緒のラインを走るように誘導して1本目頂上を先頭通過。1周目の下りはカテゴリー入り乱れているので登りで無理してでもリスクなく降りたかった。アドバンテージを持った最速のラインで次の登り返しまで行くと4人ほど抜け出したようで脚を使わずゆっくりローテーションしてSG手前で吸収されるまでに体力回復。少しは集団も小さくなった模様。

2周目、今度はマスターズ、高校生クラスも合流。再度カオス状態に戻る。重田兄さんも前方付近にいたので調子良さげな様子。2本目の登りは大ちゃんが先頭引っ張って登って行くから少しペースアップ状態。消耗しないように騙し騙しドラフティングを使わしてもらい20番手以内で頂上まで。この付近だと下りのペースが合わない選手も多いので事故らないように気を付けて降る。

3周目、ラスト周回。集団のペースは上がらずまったりと。みな最後の登りへの警戒で先頭に出たく無いのだろう。それでも前方には入りたいので強引に狭いスペースに割り込んでくる選手も多い。最周回は出来るだけチームメンバーで集まって走る。和銅大橋を曲がって登り手前の農道直線。例年ここのポジション争いが激しいので出来るだけチームで前を固めたい。すぐ後ろに控えている山本くんと作戦会議、ヒラぽんに農道区間をお願いして先頭固定、後ろに大ちゃん、momozo、野獣のラインで最後の登りに突入。

最周回登り区間。やはり想定通り2名がアタック気味に上げて行く。もう中級、初級も混ざってて勝負所を選択している場合では無いので、全カテゴリーの頭を取るつもりでチェックする。また別の2名がさらにダンシングでペースアップ、若干ムラのありそうな走りだったので急いて詰めることなく一定の間隔で少し先の勝負所まで一定ペースで耐える。中段上でやはり少しタレて来たのでミラーカーブ付近でインから距離を詰めて、ゴールまでの距離から計算して自分の負けない範囲の5秒差以内で登りを予定通りクリア。あとは最終局面に向けてミスないように。下り区間で先頭を目視し、登り返し下った所で予定通り中級2名、初級1名をキャッチ、後は抜かし所を見極めて残り300mでラインを変えてスプリント開始。最後は余裕を持って無事先着出来ました。

今シーズン、ソロでは初勝利でした。

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レース終わって反省会。

みんな想う所は色々あるけど怪我なく無事レース終了出来れば次に繋がります。

秋のレースシーズン、これからツールド沖縄まで駆け抜けて行きます(^ ^)