高石杯関東地域道路競技大会
冬が明けきれる前の大一番。
今年で3回目の出場となる高石杯に参戦。
実業団登録していない私が唯一、全日本選手権の出場権が取れる平地のクリテレース。
例年、まずこのレースにピークを合わせるべく冬場は調整してきている。
しかしながら実力的には予選通過はまだしも、本戦では完走がやっとのレベルなのでどうにかこうにか一矢報いる事ができればとイメージを膨らませる。
当日は6:00起床、7:00出発で8:00前には会場着。近くて有難い。
朝から暴風予報だったが会場付近はそれほどの雨風はなく、気温も暖かくなりそうなので寒いのが苦手な自分としてはありがたいコンディション。
10:45からの予選に合わせ20分ほど試走し、イナーメなアップオイルを3種塗りこんで集合場所の最前列に並ぶ。
ウォーミングアップはほぼゼロで予選がアップ代わり。キツイのは十分わかっているが、決勝に体力を温存するべく自分なりの考え。まぁ出走数37人中25人残りなので何とかなるだろう、と少し楽観的に。
定刻少し遅れて予選2組がスタート。
第1コーナーを先頭で突入、1周目は集団を小さくしたいので出来るだけコーナー毎で加速するようにする。2周目にはいり有名どころが前に上がってきてからは前方位置をキープすることが出来ない。このあたりが自分でも分かってはいるが実力差あり。3周目には中切れてメイン集団から少し遅れて第2集団を形成。このへんから自分の今いる順位を計算しながら走る。この集団でけっこうギリギリ順位な人数だったのでラストラップの最終コーナーで早掛けし集団前方でゴール。
17位通過。
■予選 17位
・14:53,304W,168/181bpm,98rpm
午後の決勝まで2時間弱ほど休憩。
N2さん、熊さん、mekemekeさん達ARCCのチームメンバーが応援に駆けつけてくれた。
応援されるなかで恥ずかしいレースは出来ないが、決勝に残ったメンバーを見ても自分のレベルは分かっているので何か今後につながるレースをしておきたい。
決勝に向けてエネルギーを補給し、再度アップオイルを塗って早めの準備を済ませ集合場所に着く。
自分が出来る事は先頭からスタートし、なんとか序盤を耐え忍んで先頭集団に生き残るのみ。
13:40のスタートに向けて最前列に並ぶ。
Photo by 熊さん
ほぼ定刻通りスタート。
今回も2番手で最初の左コーナーへ突っ込む。
最初から余力を残す余裕はもちろんない。
1周目はほぼ前集団で展開。
2周目の直線で一気に有力勢が上がってきて一段とキツくなる。
我慢しきれず徐々に番手を下げていって、中番以降そのあたりから徐々に中切れが起こり始める。
3周目まではなんとか耐えたが、やはり中切れを処理しきれず取り残される。
ここで今年の高石杯も実質的に終了。
あとは完走を目指してグルペットになった選手とタイムアウトにならないようにひたすら連携して走るのみ。
前から落ちてくる選手を吸収して最後は7名くらいの小集団でギリギリ完走。
■決勝 27位
・47:48,279W,174/184bpm,95rpm
このレベルの強度って自分が参加する練習会では出会えないので、なかなか対応出来ないことを改めて実感した。
でも、コーナー毎の処理や、クリテの走り方は3年前よりずいぶんと成長してはいるので、また来年に向けて出来る事を考え、練習環境の見直しを含めこのアマチュアトップレベルのスピードに対応できるようしていきたいと思う。
とりあえずは一旦区切りのレースは終了。
春、夏は気楽にホビーレースを楽しみ、秋の秩父宮杯、ジャパンカップ、そしてツールドおきなわに向けてまたモチベーションを上げていきたい。