第66回秩父宮杯埼玉県自転車道路競争大会
9月9日、秩父宮杯に参戦。
例年は9月後半に開催され雨が多い大会でしたが今年から日程も前倒しになり久しぶりにドライコンディションでの開催となりました。
今年も未登録者なので一般中級にエントリー。昨年は最後に力負けし悔しい2位(泣)、今年こそは雪辱をはらして次のステップに行きたい心持ち。しかし7、8月は酷暑で稀に見るパフォーマンスダウンでしたが、その間きちんと室内ローラーでベース強化のメニューに取り組んだ甲斐もあり調子は予定通り上向きに。前日のサガン練でも心肺的には余裕あり、いくらでも強度を上げられそうな感覚は久しぶりでした。
日曜当日、朝4時起床、5時に大ちゃんをピックアップし出発。6:30過ぎに駐車場着、予定通りローラーのアップメニューで30分、受付を行い着替え準備してコース試走へ。
ここまでは予定通りの行動パターンでしたが、実は当日朝にレース用のボーラ35がスローパンク。半日くらいは持ちそうな予想だったので、そのまま履き替えず秩父へ来てししまう。コース試走前に10barほど入れ直してコースイン。1周して当日のコース感覚を掴んでおく。まだこの時は9.5barくらいは入ってた感じ。
8:45開会式。
ARCCからは一般上級、中級、初級、マスターズとてんこ盛り。みな各カテゴリーの入賞を目指す。
スタート前に後輪チェック。9barくらいな感覚。予定より減り方が早いか。。すでにスタート地点に入っているので動けるはずもなく気持ちを切り替えてレースに集中する。
9時レース開始。特に今年はパレード的な部分はなくリアルスタート。いつも通り前目をキープしていたら和銅大橋手前で初級カテゴリーと混走になる。後で聞いたのだが例年1分差のスタートは今年は無く同時スタートだったらしい。この時点で160名くらいに膨れ上がり若干カオスな状態に。まぁ沖縄よりは少ない人数なので気にせず先頭付近をキープする。
1本目の登り。先頭で入ると近くには初級カテゴリーエントリーの大ちゃんがいる。一緒のラインを走るように誘導して1本目頂上を先頭通過。1周目の下りはカテゴリー入り乱れているので登りで無理してでもリスクなく降りたかった。アドバンテージを持った最速のラインで次の登り返しまで行くと4人ほど抜け出したようで脚を使わずゆっくりローテーションしてSG手前で吸収されるまでに体力回復。少しは集団も小さくなった模様。
2周目、今度はマスターズ、高校生クラスも合流。再度カオス状態に戻る。重田兄さんも前方付近にいたので調子良さげな様子。2本目の登りは大ちゃんが先頭引っ張って登って行くから少しペースアップ状態。消耗しないように騙し騙しドラフティングを使わしてもらい20番手以内で頂上まで。この付近だと下りのペースが合わない選手も多いので事故らないように気を付けて降る。
3周目、ラスト周回。集団のペースは上がらずまったりと。みな最後の登りへの警戒で先頭に出たく無いのだろう。それでも前方には入りたいので強引に狭いスペースに割り込んでくる選手も多い。最周回は出来るだけチームメンバーで集まって走る。和銅大橋を曲がって登り手前の農道直線。例年ここのポジション争いが激しいので出来るだけチームで前を固めたい。すぐ後ろに控えている山本くんと作戦会議、ヒラぽんに農道区間をお願いして先頭固定、後ろに大ちゃん、momozo、野獣のラインで最後の登りに突入。
最周回登り区間。やはり想定通り2名がアタック気味に上げて行く。もう中級、初級も混ざってて勝負所を選択している場合では無いので、全カテゴリーの頭を取るつもりでチェックする。また別の2名がさらにダンシングでペースアップ、若干ムラのありそうな走りだったので急いて詰めることなく一定の間隔で少し先の勝負所まで一定ペースで耐える。中段上でやはり少しタレて来たのでミラーカーブ付近でインから距離を詰めて、ゴールまでの距離から計算して自分の負けない範囲の5秒差以内で登りを予定通りクリア。あとは最終局面に向けてミスないように。下り区間で先頭を目視し、登り返し下った所で予定通り中級2名、初級1名をキャッチ、後は抜かし所を見極めて残り300mでラインを変えてスプリント開始。最後は余裕を持って無事先着出来ました。
今シーズン、ソロでは初勝利でした。
レース終わって反省会。
みんな想う所は色々あるけど怪我なく無事レース終了出来れば次に繋がります。
秋のレースシーズン、これからツールド沖縄まで駆け抜けて行きます(^ ^)