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第31回「ツール・ド・おきなわ2019」市民レース50kmフォーティー

残念ながら6連覇ならず。二位に終わりました。

今年は万全を期して準備してきましたがやはり甘くなかったですね。

今回のレース内容を振り返り、自分に足りない部分をまた来年に向けて一年準備しツールドおきなわに戻って来たいと思います。

では、レースレポート。

2019年11月10日。
6連覇がかかったツールドおきなわ
今年もチャンピオンゼッケン3301番を付けて市民レース50kmフォーティーを走る。

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滞在スケジュールは例年通り。土曜日に沖縄入りし受付を済ませてからホテル近くの試走コースへ移動。

チームメンバー1時間ほど試走し、恒例のゲン担ぎスポットで記念写真を撮る。

f:id:momozos:20191109161518j:plain今年はNEWマドンにて。

途中登りで軽く踏み込んでみるが6倍くらいはキープ出来て調子はかなり良い。今年のおきなわまでの準備内容を軽く振り返る。

5月末、ツールド宮古島でレース中に死亡事故が発生。自分自身は事故には巻き込まれなかったがやはり色々と思うところがあり一旦競技から離れる。

6月中旬から改めて練習開始。この段階での目標は10月のジャパンカップチャレンジ。今まで勝った事が無く過去2位がベストリザルト。まずこのレースに向けた準備を行う。

6、7月はベーストレーニングとインターバルの基礎メニューを中心に。単調ではあったが徐々に昔の体力が戻ってきた。8月に入ると自然と体重も減り同時に登りのパフォーマンスもアップし9月の秩父宮杯ではそこそこ納得できるレース内容で走れた。

9月に前橋クリテ。調子は良いながら最終展開に絡めず。再度この頃からインターバル強化のメニューを追加。

10月のJCRC群馬。登り、平坦とも調子良く単独逃げするも最終スプリントで負け。ツメが甘い。

10月中旬、目標であったジャパンカップチャレンジ。数年ぶり最軽量の体重で当日を迎える。古賀志の登りも苦にならず初めての優勝。数年ぶりにFTPも更新し万全の状態で残り3週間を準備しツールドおきなわを迎えた。

■レース当日
3:30起床、4:30にホテルを出発し5:00には会場着。同じ50キロ組みの重田兄さん、柴藤さん、剛さん、小林くんと待ち合わせして名護漁港内で軽くアップ。

お互いに健闘を祈りつつ気合いを注入して6:30には集合場所へ行く。いつものメンバーに挨拶し整列へ。流石に緊張感は無くなってきたが、新しい選手も多くなってるのでどのような展開になるか、すべて対応出来るかが最大の課題。

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■7:06、定刻通りレーススタート。
例年通り落ちついた立ち上がりと思いきや、熊本の中原選手が積極的に飛び出して集団のペースも上がる。いくら勢いが良くても序盤はそんなに心配する必要はないので適度な距離を保ちながら前方でローテーションを回し数キロ程度で吸収。今年は積極的な飛び出しが多く、美ら海まで全体的に早いペースの展開になった。

■中盤~今帰仁SPへ。

美ら海の登り区間、今年集団はそこそこ早いペースで展開。それでもまだ大集団、崩壊までには至らないが前方で登坂。そこから今帰仁SPまで適度なアップダウンがあり、どの区間も単独での飛び出しがあったが基本的に逃げが見える位置で集団ペースをコントロールし数キロほど進行して吸収する事の繰り返し。集団のまま今帰仁のスプリントへ。前方では当然ペースが上がるがジャパンカップに向けて今年は体重を絞っていたので問題なく対応。マイペースで登って前方付近でクリア。今年のSP賞は竹芝の横山選手。狙っていたみたいで「おめでとう」と声をかける登り切って残り10km、海岸線を走り国道58号へ入る。

■後半~イオン坂

ここからはカオスになる危険地帯。例年集団がペースアップする場面、40km/hを超えるくらい、速度が上がる。今年はペースが速いので大きな逃げは発生しない。国道からは危険回避も兼ね集団先頭付近をキープして走る。当然脚は使うが落車回避にはこのポジションしかありえない。当然岡野選手、チェン選手を含め、有力選手はほぼ集団前のほうにいる様子。

■最終SP

イオン坂が終わり若干の下り基調。残り5キロ、ここから一気に集団のペースが上がりここからは先頭固定。毎年の一番危険な時間の始まった。

残り4キロ、前方、2〜3列目で大きな落車発生。ここでチェン選手含めかなりの人数が巻き込まれた模様。

残り1キロ、さらにここでも2〜3列目付近で落車発生。国道入って50、60人いた集団が一気に20名弱に絞られた。
残り500m、宮里交差点のカーブをイン側先頭で通過。となりに1名並走、アウトからのアーリーアタックに対応しづらい位置に付けてしまう。

残り400m、懸念していた外側から2名のアーリーアタックが入る。やはり追走のタイミングが少し遅れ300mくらいで逃げ2名の後に付く。後はイメージ通り、残り距離の消化しスプリントポイントまでのタイミングを計るだけ。後でビデオを見直すとこのタイミングで優勝した佐藤選手に完全に番手を取られていたようだ。

残り250m、番手を取っていた佐藤選手が早駆けのスプリント発車。まったくノーマーク、一瞬のスキがあった。ワンテンポ遅れて佐藤選手を追いかけたがその差が埋まらずゴールラインを2番手で切る。

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最後250mまで完全にイメージしていたレース展開だったが、最後詰めきれず優勝を逃す。

優勝した佐藤選手が一枚上手でした。

今回6連覇がかかって昨年から一年間、かなりナーバスになっていたが、レースが終わって残念な思いと少しホッとした精神状態が入り混じっていた。

f:id:momozos:20191110153814j:plainレース後の表彰式

岡野さんは40代最後の年にさすがの三位表彰台。おめでとうございます。

f:id:momozos:20191117165815j:plain表彰式終わりにチームメンバーで集合写真

今年はARCCメンバー9名で各年代、カテゴリーのレースに参加。みんな大きな怪我なくレースを終えてまずは一安心。

50kフィフティーで重田兄さん、念願の三位表彰台。剛さんも五位入賞、おめでとうございます。

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ひとまず今年もツールドおきなわでシーズン終了。
毎年沖縄が終わる度に「来年はどうしようかな?」と考えていたが、来年もう一度チャンピオン奪還に向けて、必ず戻って来れる様に鍛え直してきます。
今シーズンも一緒に練習してくれたサガンメンバー、ARCCメンバー、カラーズの皆さん、本当にいつもありがとうございました。
まだまだ頑張りますので、引き続き来シーズンもよろしくお願いします。

f:id:momozos:20191117170952j:plainレース終わって、ARCCファミリーと一緒に。